こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。
自己資金・・要は手元にある現金預金の事ですね。
多ければ多いほど、買える物件は増えます。我々駆け出しは築古物件を買う事も多く、そのほとんどが全額現金決済になりますから。
また、融資を引く場合でも、貸す側の金融機関から見ても返済が滞らなさそうという担保にもなります。多額の預金があれば、それだけ貯める事ができる人である。といった評価にも繋がるので、何はともあれ自己資金は厚いに越した事はありません。
とはいえ、これがまた難しい!貯まったら物件買っちゃいますし。
日々の生活に必要なお金は減らせません。数々の節約術やらの紹介も見かけますが、根本的には「収入」が増えないとあまり意味をなさないように思います。年間で数万円電気代を節約するよりも、数万円新しく稼ぐ方が簡単ですしね。
なので、今回は新たに稼ぐという事に主観を置いた記事です。
※今回の記事は、あくまでも筆者が実践している投資に関して、個人的な考えを書いているだけのものなので、手法を推奨しているわけでも、誘導する意図もないです。投資は時にしっかりと自身で考える事も必要です。投資判断は自己責任においてお願いします。
※特定の証券会社や銘柄を記載・共有する意図もありません。
収入源を増やす!
収入源の本数を増やす。結局これなんですよね。
サラリーマンであれば昇給なども期待できますが、全ての人に当てはまるわけではないですし、年間で見ると上限があります。
それはそれで期待&継続するとして、サラリー以外にも収入があるとぐっと自己資金は貯めやすくなります。
不動産賃貸業や創作活動・太陽光のような事業もそうですし、株式・FX・仮想通貨などスマホ一つで完結する手法など様々です。特に今の時代はスマホで取引できるものが多いので、スキマ時間にポチポチできるのも手軽でいいですよね。
ikioは不動産以外でも色々と投資活動をしています。そこで得た収入は、自己資金として活用しています。今回は労働対価ではなく、お金がお金を稼ぐ「資産運用」についての所感をまとめました。
※2023年11月時点
・株式(自己資金活用度:☆☆☆★★)
ここ数年で関連書籍が山ほど増えて、店頭に平積みまでされてますね。昔からある手法ですが、最近はスマホ一つで完結しますし参入も数百円からできますので参入ハードルは低いです。
ただ、不動産以上にしっかりと勉強&アップデートしないと大した利益はでません。もちろん元金を割り、損失を被る事もあります。また、基本的に複利効果で利益を増やしていくので、時間をかける方法です。
よっぽど市況が良いと利益が早く積み上がりますが、売買にも手数料や税金がかかりますので、短期的な取引では自己資金を増やす目的だと合わないと思います。時間をかけて利益を得る分、投資リスクは低めかなと。
金融機関はすぐに現金化できる資産として評価してくれます。
・投資信託(自己資金活用度:★★★★★)
証券会社ごとにパッケージ化した「株式セット」を買うイメージです。今話題のNISAやiDecoなどと相性が良いです。が、これも株式同様、複利で増やすので数十年後の備えという意味合いが強く、今必要な自己資金に活用は難しいです。インデックスとアクティブがありますが、今の市況ならインデックス一択です。
金融機関はすぐに現金化できる資産として評価してくれます。が、これを現金化するのは本当にお金がない時の最終手段か、必要な時だけかなと思います。
・FX(自己資金活用度:☆☆☆☆★)
これも昔からある手法です。指南書なども沢山ありますね。口座に預けたお金でお金を稼ぐ手法なので、ダイレクトに資金が増えます。増えた分はそのまま次の取引の元金として使っても良いですが、口座から引き出して自己資金として使う事もできます。
ただ、世界情勢次第で値動きが激しく、簡単に増える場合もあればその逆もあり得ます。情勢を見極めればけっして博打ではないですが、予想外に遭いやすいのも特徴かと思います。
リターンも大きいですが、投資リスクは高めです。副産物として、経済ニュースや用語に強くなります。不動産に関係のある日銀政策金利なども追いかけられますので一石二鳥かもしれません。
含み益が大きくとも金融機関は資産として評価してくれません。
・CFD、ETF(自己資金活用度:☆☆☆☆★)
FXに比べると認知度は低いですが、これも差金決済取引の一つです。為替以外にもコモディティ(原油、金など)も取り扱いがあります。最近ビットコインにもETF商品ができて話題になってました。
有事の金(きん)、というように世界情勢が不安定だと結構動きがあります。ただ、市場を読む力がないとリスクはFXより遥かに高いかと思います。
含み益が大きくとも金融機関は資産として評価してくれません。
・REIT(自己資金活用度:?)
投資した事ないからわかりません。でも不動産投資するなら、この商品より実際に物件買った方が楽しくない?とは思います。
・債権(自己資金活用度:★★★★★)
ざっくりと言うと定期預金みたいなものです。最低でも1年と、中~長期間資産が凍結されますので、自己資金を増やす目的では向いてません。特に今年は手堅い投資法でしたね。来年以降は各国金利引き下げが予想されてますので、どの道今からエントリーは微妙かなと思います。
・仮想通貨(暗号資産)(自己資金活用度:☆★★★★)
結論から言うと自己資金を増やす目的では向いてません。値動きが激しい上に実態がないプロジェクトが多く、簡単に価値が0になります。BTCですらファンダメンタルズ分析が難しく、正直みんな雰囲気でお金を投げている感じです。
ただ、株式に比べ現金化は容易で、ハマればひと月で1,000万円以上増やす事はできます。逆に言うと、それだけ失う可能性もあるという事も留意する必要はありますが。
また、税制がまだ未発達で雑所得扱いになります。利益額によりますが、最大で約55%税金として納める必要があります。リターンは微妙ですが、リスクは非常に高いです。
含み益が大きくとも金融機関は資産として評価してくれません。
金融機関からの評価も書きました。実際に聞いたわけではなく、面談の時の反応からの推測です。そもそも現金預金、もしくは担保となる不動産以外はそこまで資産として評価していないのかな?と感じました。
まとめ
結論:自己資金を増やす目的なら短期的に利益を上げられるFXやETFが良いと思います。
ただ、最初に書いたように別に推奨しているわけではありません。
が、「投資」は基本的に分散して行います。中でも、不動産投資は中~長期的に利益を上げる投資法です。それを行う為にも自己資金が必要なので、一部資金を短期投資法を併用して増やそうというお話です。
ikioの感覚では現金が2~3,000万以下なら、株式やFXの方が短期で利益が出ると思います。実際同額を投入したら、利益はFXの方が遥かに多いですし。
ただ!
スマホで完結する故か、ただディスプレイの数字が増減しているだけで、正直面白味はないと思ってしまうんですよねぇ。
人によってはそれでOKという人もいるでしょうし、結局は各々の好きなように好きに投資をするのが正解なんでしょう。
冒頭で節約よりも収入増やすという旨を書きましたが、貯めるという目的の為には節約も大切な要素だと思います。そもそも投資にまわすお金が10万円もないよ!な方はまずは家計簿付けるだけでもおそらく年間で10万円くらいは原資作れるかと思います。
今回は以上です。
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