こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。
実家の農地を相続しました。農地も立派な資産。これも不動産投資(資産形成・活用)と捉え、自分なりにできる事を模索していきたいと思います!
以前、無農薬での防虫対策を記事にしました。
▶農薬を使わず虫よけ!
それの効果もあってか、目立った虫害もなく芋は伸び伸びと育っております!
薬と違い、目に見える効果はないですが、無意味ではなかったんだろう・・と思えました。
それにしても伸び伸び育ちすぎてねぇか?!
畝間が見えなくなるくらい葉が生い茂っています。
赤線が畔(あぜ)との境目です。
除草も少し不足気味なので、芋の葉と畔の雑草が綺麗なグラデーションで続いておりましたw
芋の葉の下は日陰になっているので、おそらくそんなに雑草は生えていないと思われますが、畔の分は取ってしまった方が良さそうですね。
それと、「つる」がかなり伸びてきましたので、そろそろ「つる返し」を行おうと思います。
つる返しとは?
「サツマイモのつる返し」とは、地面を這うつるが節から伸ばす不定根が土中に根付き、小さな芋(食べられない)を作ることで、本来育てたい株元の塊根(サツマイモ本体)への栄養が分散してしまうのを防ぐ農作業です。
畝を越えてつるが伸びてきた時期に行います。所謂「つるボケ対策」ですね。
また、葉によって風通しが悪くなっているのを防ぐ目的もあります。
■方法
①つるが地面に接している部分を持ち上げ不定根ごと地面から離す。
②つるは畝の上に整えて畑を整理する。
簡単なものです。
ただ、つるは複雑に絡み合っているので、丁寧な手作業が必要です。
多少先端が折れたりするのは仕方ないですが、ハサミで切断するようなやり方をすると、光合成に影響がでて逆効果になるので注意が必要です。
今回はマルチシートも敷いてますので、畝上に不定根はなく、畝間にできておりました。
いやしかし、この作業がなかなかハードです。
そう、この日も気温は日中で30℃を余裕で越えています。
絡み合うつるを解しながら遅々とした進行ですので、汗が滝のように垂れて垂れて肉体も精神も蝕みます。
確かにつるは整理され、再び畝間が現れました。その様子は「モーセの十戒」の一場面のよう・・など湯だった頭でぼんやり考えながら作業進めます・・。
めまいを感じたらすぐ日陰で休憩!を繰り返して14mの長さの畝間を3本綺麗にするのに1時間弱かかりました。
ついでに葉の下の確認もしましたところ、
■株元
・あまり湿気なし。
・枯れ葉は多少あれど、腐っていないのでまぁ大丈夫だろうと判断。
・虫の姿やフンなどは確認できず。
■畝間
・3日ほど前に降雨があり、その時の湿気が残っている。
→今回の作業で風通りが良くなるのでおそらく解決。
・枯れ葉が腐りかけてましたが、湿気がなくなるとそこまで問題ないでしょう。
まとめ
つる返しは、サツマイモをより大きく、甘く育てるための重要な栽培ステップです!適切な時期に、丁寧な作業を行うことで収穫量と品質が向上が見込めます。
ただ、近年ではつるが伸びにくい品種も多く、その場合つる返しは不要になることもあるそうなので注意が必要です。
しかし、今年(2025年)は特に暑い!
6月の全国平均気温偏差は+2.3℃前後も高いそうで、周りの農家の話を聞いててもキッツイという実感話に事欠かしません。
農家だけでなく、通勤・通学や外作業をする人々にとっても大きな負担となっており、実際に建設現場などでは特殊な涼感ウェアが導入されるほどです。
みなさんも熱中症対策を万全にして、この夏をどうか元気に乗り越えてください。
今回は以上です。
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