商品開発という名のイモパーティ

農業
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こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。
実家の農地を相続しました。農地も立派な資産。これも不動産投資(資産形成・活用)と捉え、自分なりにできる事を模索していきたいと思います!

以前の記事でサツマイモは加工品にする計画をしました。
小さな畑で区分1室以上のキャッシュフロー?!

実際にOEM(製造委託)に相談する前にまずは、自分で簡単なレシピを考えてみました。

なお、試食係として妻と子ども達が手を挙げてくれました。農作業には興味なさそうでしたが、試食にはかなり前のめりなようですw

レシピを考える①

スイートポテトをベースにします。
これは畑を耕す前から決めており、そのために甘味もあり、ねっとりとした食感の「紅はるか」を育てようと考えました。

■一般的なレシピを確認

・サツマイモ(市販品)
・有塩バター
・砂糖
・牛乳
・卵黄(つや出し)
※この記事では分量を記載しません。

砂糖は多めの甘いレシピです。

①比較用に普通のレシピのもの
②保存期間を考えて牛乳を少なくしたもの
③②と同じく、牛乳をなし・砂糖を少し減らしたもの

■3パターン試作

こういった料理も家庭でやるなら簡単なのですが、商品として販売するとなると保健所の許可を得たり、キッチン衛生に気を付けたり・・一気にハードルが上がるんですよねぇ。

さてさて、オーブンが「チンっ!」と鳴りましたら宴の合図です。
なお、料理に夢中になり写真は取りそびれてしまいましたw

まず①を試食。
意外と簡単にできる割に美味しいですね!子どもらも大喜びです。

次に②を試食
う~ん、少しコクが減った?正直違いがわかんないっす。

最後に③を試食。
これは明らかに甘さが減っています。まぁイモの甘味がしっかりしているので、これでも単品で十分食べられますね。
審査員にも意見を聞いてみました。
子「個人的には砂糖よりもイモの味の方が好きだから、これの方が食べやすい」
妻「これだけ甘味が減っていると料理の付け合わせにできるよ」

なるほど?
スイーツとしてではなく、多用途を想定したものでも良いかもしれません。
ここで子どもらのお腹がいっぱいになったとの告知があり、本日の検証は終了しました。

■条件まとめ

・ペースト状で使用(破棄を少なくしたい)
・甘さは抑えてOK
・牛乳や生クリームは使わない(保存期間を長くしたい)

→スイーツではなく、スプレッドとして再検証します。

レシピを考える②

前回スプレッドにするという方向性が見えた我々ikio一家の次なる挑戦は味は美味しくできるか、そして保存期間を検証してみます。

■スプレッドレシピ

・サツマイモ(市販品)
・有塩バター
・砂糖
・牛乳
・卵黄(つや出し)


スイートポテトから牛乳をなくしました。
また、マッシュする前の調理方法を変更し、「オーブンで焼く→煮て柔らかくする」にしました。

■試食

うんなるほど。甘すぎないので、万人受けしそうな仕上がりです。
素材の味を活かしつつ、バターのコクがあるし、焼いたものとはまた風味が少し違います。

個人的にはこっちが好きだな~。
手前味噌ですがw

連日サツマイモが続いていますが、むしろ甘さ控えめだから食べられますね。ikio一家での評判は上々です。

■保存

作りたてはもちろん美味しくいただけます。
問題は保存方法についてですよね!

スプレッドにした後の保存は冷蔵を想定しています。
200gのスプレッドを作成し、毎日トーストに塗って食べてみました。
実際に商品として使うつもりのツイストキャップの瓶で保管した場合、約5日間は冷蔵で保たれ(食べられ)ることが確認できました。

これはあくまで家庭内使用の例ですので、実際商品化する際には検査機関での試験を予定しています。科学的な根拠も欲しいですからね。
また、保存期間だけなら冷蔵というのも一つの手段かもしれないので、この可能性も考えてみます。

問題点や課題点もいくつか発見がありましたし、そもそもこの試食会はとても楽しめたのでビジネス関係なく有意義な時間を過ごせました。

この為に大量に買った試食用のイモは、天ぷらと筑前煮に姿を変えて完食しました。ごちそうさまっ!

まとめ

繰り返しになりますが、写真を撮らなかったことが悔やまれます。

さて、イモパーティを通して「家庭でつくれるレシピ」ができました。
これは家庭用機器でつくれるレシピです。このままでは製造工場で同じものは再現できません(そのはず)。

この後は、いよいよOEM業者の選定に入ります。
インターネットで検索できるだけでも多種多様な業者がヒットしますし、担当者との相性やできる事・できない事も調べていく必要があります。
まぁこのあたりは不動産しかり、どんなビジネスでも同じですね。

次はビジネスパートナーとなるOEM業者の選定について書きたいと思います。

今回は以上です。

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