実践!はじめての融資審査 その2

不動産賃貸業
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こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。

実践!はじめての融資審査 その1の続きです。日本政策金融の新創業融資制度に挑戦しました。

前回は手続きの流れを書きました。その中で様々な書類を用意する必要があると書きましたが、今回はその書類を細かく見ていきましょう。

申し込みで求められる資料は?

申し込み時に公庫から求められる資料は多くありません。

  • 創業計画書
    項目は多くありませんが、特に大事な項目は、7.必要な資金と調達方法、8.事業の見通し(月平均)です。7.は創業に際し、いくら借りたいか、そして自己資金はどのくらい準備しているかを書きます。この段階で既に費用漏れや自己資金(資産)ゼロだと厳しめで見られるかもしれません。8.は開業後の運用に関してです。収入見込に対して返済に余裕があるか(返済比率)、そしてその根拠を書きます。
    創業の動機や経歴は、その人となりを書面で判断する程度のもので、面談ではっきりと喋れるレベルならあまり重要ではないように思います。借入状況は正直に書きます。嘘ついてもどうせ後で調べられます。持ち家の住宅ローンも書きましょう。


  • 月別収支計画書
    創業計画書の8.事業の見通し(月平均)の内容とほぼ同じです。書くスペースが増えたのでより詳細に書きます。書く事なければ同じ内容書いてもいいと思います。売上達成に向けた具体的な取組みは、中古住宅を購入するならリフォームによるグレードアップなどを書きます。この場合、別途資料として具体的なリフォーム内容・見積りがあると◎です。


  • 物件資料
    マイソク、入手できれば公課証明書、重調なども一緒に送ります。
    ikioはマイソク情報に加えて、地図、積算価格、物件・周辺環境をまとめたA4に資料を用意しました。自分でもまとまってた方がわかり易いと思ったためです。



以上が申し込み時に必要な書類となります。

これプラスでプロフィールシートを作成しました。これは何かと言いますと、申込日、申込人の名前、生年月日、住所、勤務先(勤続年数)、家族構成に加え、資産情報を載せてます。過去3年の給与年収、不動産、預金、証券、為替・仮想通貨など申込日時点の合計額です。そして、創業計画書でも書いた、資金計画(7.必要な資金と調達方法)も載せました。

プロフィールシートはこの段階で作ってなくても後々の面談で必要になってきます。情報集めが少し手間ですが、一度フォーマット化してしまえば次回からは資産状況の更新くらいで済みます。
もちろん、これといった形式が決まっていないものですので、自身の書きやすいように用意してみてください。

面談時に必要となる書類は?

書類不備がありましたら面談の時に用意して欲しい、出し直して欲しいなど連絡があると思います。ikioはその経験ありませんのでおそらく、です。
特にその話もないのなら、出している書類に大きな不備はないのでしょう。

面談のアポ取り時に、面談時に必要な書類の話が出ます。

  • 運転免許証
    本人確認の為に必要です。パスポートでもOKです。原本を持っていき、現地で確認後コピーを取られます。
  • 公共料金の領収書
    公庫は国の機関ですので、税金の滞納がないかの確認をされます。水道の納付領収書でOKです。paypayの納付完了画面(固定資産税)でもOKでした。
  • 源泉徴収票
    直近2年分、家族構成で収入のある人の分を用意します。確定申告している人は確定申告書でもOKです。
  • (資格があれば)資格の証明書
    不動産関連のものがあれば。
  • (不動産があれば)賃貸借契約書
    不動産をお持ちであれば。
  • (借入があれば)借入の返済予定表
    住宅ローンや自動車ローン、もしくは既に事業ローンがあれば。
  • 預金通帳(6ヶ月分)
    プロフィールシートに書いた資産の分用意しました。給与受け取り口座、家計口座、事業用の口座を特に念入りに見られていました。通帳はネットバンキングだとない場合もありますので、その時はキャプチャ画面の印刷でもOKです。が、面談時に実際にスマホを渡して入出金履歴を見られます。キャプチャ画面だと加工の可能性があるからだそうです。

まとめ

様々な書類を準備するため、取り掛かると結構時間とられます。
ですが、公庫以外の金融機関にも流用できますし、一度作成すれば一部の更新だけですみますので、シンドイのは最初だけです!

公庫は都度担当が変わるかもしれませんが、他の金融機関になると担当者が付きます。一度、融資承認されれば、用意する書類もぐんと減って手間もかからなくなってくるはずです。(多分)

書類も大事ですが、顔を合わせての面談ですので、ハキハキと喋る、見た目に気を付ける。など基本的な部分ではありますが、その人の印象面ではとても大事です。
書類を用意したからといって、気を抜かないようこれからも毎回新鮮な気持ちで取り組んでいきたいと思います。

今回は以上です。

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