こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。
築古物件でよく見かける、いわゆる「ピンポン」タイプのインターホン。
ikioの実家でも、まだまだ現役です。呼び出し音がファ〇マの入店音というのが、なんとも味わい深いw
田舎のほうだと、そもそも来客のほとんどが事前に電話してきますし、インターホンの出番は配達のときくらいだそう。
しかも、最近では置き配もできるようになって、ますます使われる機会が減ってきたそうです。
おっと、話がそれました。
本題に戻ります。
これがもう少し人の多い住宅街になると、セールスや宗教勧誘など対応したくない来客が増える傾向にありますよね。
そうなると、安全面を考えてもTVモニターホンのほうが断然安心というわけです。訪問者の顔を確認できるのは大きいですよね!
実は、TVモニターホンへの交換には、それほど大きな費用はかかりません。
「まだ音は鳴るから・・」と使い続けるよりも、安価で印象も良くなるなら、交換してしまうのが断然おすすめです!
既存のインターホンをチェック!
まずは、新しく取り付けるTVモニターホンを「電源直結型(有線)」にするか、「電池式(無線)」にするかを判断を行います。
インターホンは基本的に電源直結型で、壁内の配線とつながっています。
チェックすべき場所は2カ所です。
・屋内(親機)
壁に取り付けられている親機の位置を確認します。
受話器タイプ:
手の届く位置にあることが多いです。この場合、配線を再利用して親機を交換可能です。
チャイム音だけのタイプ:
天井近くなど、高い場所に設置されていることも。この場合、配線を活かすには新たに壁に穴を空ける必要があり、手間がかかります。
→この場合は無線タイプのTVモニターホンがおすすめ。既存配線は絶縁処理して壁内に隠してしまいましょう。
・屋外(子機)
玄関ドア横や敷地入口の塀などに設置されている子機。
電源直結型に交換する場合は、既存の配線をそのまま使えます。無線式なら配線は不要なので、こちらも絶縁処理しておきましょう。
なお、有線式(電源直結)の配線作業は、電気工事士の資格が必要です!
今回のDIYでは、無線タイプを取り付けます。
子機を取り付ける
今回選んだTVモニターホン(アイホンのWL-11)は以下の構成です。
親機:コンセント充電式(リチウムバッテリー)
子機:乾電池式
※どちらも配線不要なので、資格なしでOK!
今回は、既存親機がチャイムだけのタイプ(高い位置に設置されていた)でしたので、無線式に交換します。
親機はコンセントに差すだけで設置完了なので、ここでは子機の設置作業をメインに紹介します。
安全のため、作業前にブレーカーを落としてから、既存の子機を取り外します。
いざっ!オープン!
子機本体が壊れていたので覚悟していましたが、想像以上にボロボロでした。
本来であれば、
①古い子機の土台を外す。
②新しい土台を取り付ける。
という手順なのですが、写真の赤い矢印の先を見てください。
ネジが錆びて頭が取れているではないですか!
「②新しい土台を取り付ける」際に古いネジを外してその穴に新しいネジを使うはずが・・ネジ本体をペンチで引っ張ってみても、まったく抜けません。
仕方ない。
方針変更して、古いネジ穴は塞ぐことにしました。ちょうど塀の塗装も必要だったので、このタイミングで一緒にやっておきます。
▶【DIY】コンクリート塀を塗りなおすよ①
どうせなら、もっと使いやすい位置に設置しますか~。
というわけで、カメラに障害物が映らない場所を探して、設置場所を決めます。
場所が決まったら、子機の土台を当ててネジ穴の位置をマーキング。水平器を使って、しっかり水平を取るのがおすすめですよ。
マーキングした場所に、電動ドリル+コンクリート用ビット(径はネジに合わせる)で穴を開けます。穴の深さはアンカーの長さに合わせて調整。
※ブロック塀には鉄骨が入っていることもあるので、注意して作業しましょう!
穴が開いたら、アンカーを差し込みます。
ネジとセットになっているタイプが便利でしたよ。
土台をあてて、位置がずれていないか確認したら、ネジを締めて固定。
これで、子機の取り付け完了です!
まとめ
これでTVモニターホンへの交換作業は完了。
子機の取り付けは、15〜30分程度で終わりました。
■コスト振り返り
DIY総額は、約15,000円。
プラグアンカー+ネジセット・・・200円
コンクリート用ドリルビット・・・650円
絶縁ビニールテープ・・・100円(100均)
TVモニターホン本体・・・14,200円
※電動ドリルや水平器などの道具はすでに持っていたので除外。
■業者に頼んだ場合の比較
Googleで調べたところ、業者にTVモニターホンの交換を依頼すると、
相場は、23,000円~83,000円程度(本体代込み)とのこと。
費用の幅が大きいですが、配線工事ありなしで大きく変わるものと思われます。
今回の場合は、少なくとも8,000円は節約できた計算になりますね!
今回は外構で業者に頼むものがなかったのでDIYしましたが、ポスト設置や電気工事を依頼している場合は、「おまけ」で付けてくれたりします。
逆にいえば、それくらい簡単な作業ということでもあります。なので、資格が不要な範囲であれば、ぜひDIYにチャレンジしてみてくださいね~!
今回は以上です。
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