こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。
続きです。
▶イモのベッドをつくろう!祖父の遺産で畝立て・圃場の確認
・土壌改良・定植前の準備
・定植 ←今回はここ
今回は【定植】についてです。
■定植!
定植とは、苗を畝に植えていく作業のこと。いよいよ農作業の華ですね!
まずは前回のおさらいから。
畝の長さは16m。そして、株間は0.3m(30cm)間隔で植えていくため、ひと畝あたり約50株が目安です。
そして畝は4本作りましたので、合計で200株の苗を植える計算になります。
苗を購入する
苗の購入は、今回もAmazonを利用しました。
定植日は、苗の到着日に合わせて決定。
今回は「ウイルスフリー苗」を選びました。通常の苗よりも手間をかけて培養されたもので、ウイルス病に強く、収穫量も多くなりやすいとされています。
・・とはいえ、ネット通販なので育成の詳細までは分かりません。販売ページの情報やレビューを信じるしかありませんね。
200本で約14,000円。
ゴールデンウィーク中という定植のハイシーズンでもあり、やや割高ではありましたが、自宅まで届けてもらえる手間を考えれば納得。時間を買ったと思えば悪くありません。
苗は袋詰めで送られてきます。
輸送中に水分が抜けるため、届いたらすぐにバケツに水を張り、苗を浸けておきます。これで当日はシャキッと元気な状態に戻ってくれるはず!
いよいよ定植・・の前に!
苗と道具を持って、いざ圃場へ!
・・が、作業開始前に予想外のトラブルが発生。
マルチシートがめくれている!?
前日は雨。おそらくその後に吹いた強風で、被せていた土ごとシートが捲れてしまったようです。
ベロンとめくれてはいましたが、幸い破れはなく、雑草もまだ生えていなかったのが救いでした。
手間は増えましたが、改めてシートをしっかり被せ、土をのせて固定。
来年からは、シートの端をピンで固定しておいたほうがよさそうです。土をガッツリかけずに済みますし、作業も楽になります。
いよいよ定植!!
気を取り直して、いよいよ本番の定植作業へ!
まずは、マルチシートに穴を空ける位置を決めます。
0.3m間隔で、メジャーを使って測りながら目印をつけていきます。印刷されているセンターラインが、ここでも大活躍。
次は苗を植えていく工程です。
植え方にもいくつか種類がありますが、今回は「斜め植え」にチャレンジ。
苗の長さには個体差がありますが、だいたい30〜40cm。その3/4ほどを土に埋め、少しだけ葉が地表に出るくらいにします。
移植ごて(小型スコップ)で穴を掘っていきますが、これが意外と大変。斜め45度で植えるとなると、深さ20cmほど掘らなければなりません。これが意外と重労働・・!
中腰での作業に苦戦しつつも、なんとか200株をすべて植え終えるのに約3時間かかりました。
「農作業の華」という名にふさわしく、かなり体力を消耗しますw
とはいえ、終わったあとの達成感は格別。
苗は200本注文しましたが、業者さんが多めに入れてくれていたようで、20本ほど余裕がありましたw
この予備を活用して、小さくて弱そうな苗は避け、大きくて元気な苗だけを選んで植えることができました。
その後の管理について
サツマイモは、一度植えてしまえば、あとはそれほど手がかかりません。
ただし、定植後1週間は様子を見ることが大切です。
うまく活着(根が定着すること)しないと、苗が枯れてしまいます。の場合は、残念ですがその苗は破棄し、予備の苗を植えて対応します。
さて、今回はどうか・・?
1週間後、圃場の様子を確認しに行ってみました。
多くの苗は順調そうでした。
ただ、いくつかの苗が「枯れてる……?」と心配に。
ところが!
土に隠れていた茎の部分は青々としてツヤがあり、水分もまだ保たれている様子。
多少葉が傷んでいても、茎がしっかりしていれば復活する可能性は十分あります。
少しだけ水を与え、しばらく様子を見守ることにしました。気温も上がってきていたので、通路にも潅水をしておきます。
後日改めて確認すると・・無事に活着!
葉もしっかりと大きく育っており、ほっとひと安心。この時期はまさに、「見守り力」が試されますね〜。
まとめ
今回で、ひとまず農作業パートは一区切り。
次回からは「加工パート」に移行し、当初の収支計画を見直しながら、事業としての収益化を探っていく予定です。
今回は以上です。
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