生活保護の代理納付が終了?役所から「今後代理納付できない」と連絡が来た話

賃貸運用・自主管理
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こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。

午前中の激務を終え、少しランチタイムを過ぎた時間。
午後の仕事にもめどが立ち、「今日は少し贅沢するか!」と、お気に入りのお店でいつもより豪華なランチを注文した矢先でした。

管理会社から着信がありました。

いつもの事務的な内容ならLINEでやり取りしますので、電話は何か重たい話をするためなのか・・おそるおそる通話ボタンを押します。

ikio
ikio

もしもし・・。

業者
業者

ikioさん!
〇〇物件の▲▲さんの件で、役所から「今後は代理納付できない」と連絡がありました!

ほら、やっぱり!
こうしてikioの優雅なランチタイムは一転、緊張感あるものに変わりました。

代理納付とは?

▲▲さんは生活保護受給者です。
生活保護の入居者の場合、住宅扶助は役所から大家へ直接振り込まれるケースがあります。

これを「代理納付」といいます。
大家側としては滞納リスクがほぼ無いため、安心感がある制度です。

役所からの話では、今後は扶助減額になるので入居者から直接振込に変更してください。
とのことでした。

管理会社としては、まずikioの了承を得るために電話してきたというわけですね。
正直、寝耳に水でかなり焦りました。

扶助減額の理由と入居者の反応

代理納付ができなくなる理由は「扶助減額」でした。ここで大事なのは、「なぜ減額になったか?」という理由です。

詳しく話を聞いてみると、理由は意外なものでした。

入居者が社会復帰に向けて働き始めたから。
というものでした。すばらしい!
その結果、生活保護費が一部減額されるため、生活保護の住宅扶助(家賃として支給されるお金)より、実際の家賃の方が高くなり、家賃満額を代理納付ができなくなるということでした。

例)
家賃:5万円
扶助上限:4万円
差額:1万円

生活保護の住宅扶助は上限額がありますからね(※1)。
この1万円が入居者負担になります(※2)。

※1 地域によって上限額は変わります
※2 金額は仮の数字です


ここで気になるのが「家賃はどうなるのか?」という点。
一番気になるポイントです。

これまでは家賃満額が住宅扶助で支払われていましたが、今後は扶助と家賃の差額を入居者が負担することになります。
管理会社経由で入居者に確認取ってもらったところ・・差額の振込OKとのことでした。安心しました・・。

ikioのやったこと

結論からいうと、ikioは今回何もしていません。
最悪ケースまで考えて管理会社とも相談していましたが、それは杞憂に終わりました。これは次項にまとめています。

管理会社の方で、役所・ケースワーカー・保証会社とやり取りや手続きを進めてくれました。
連絡をしてきたのは、
・内容の説明
・代理納付から保証会社振込になるという、了承確認
・(後日)手続き完了報告

のためでした。

当初、役所からは「今後は入居者から直接振込になります」との説明でしたが、実際には保証会社を通した振込に変更する形で調整されました。

改めて、管理会社のありがたさを実感しました。

ただし安心しすぎは危険

今回は入居者が応じてくれたので、問題なく終わりましたが、場合によってはもっと大変なことに発展していた可能性もありました。

仮に応じてくれなかった場合、

・家賃減額交渉
・(折り合わなければ)退去→再募集


が可能性として考えられます。

こちらの落ち度はないので、家賃減額は心理的に受け入れられません。
とはいえ、退去にまで発展すると、原状回復費用に加え、広告費などもかかってきますので、運用的には結構なダメージがあります。
現実的には、家賃交渉で妥協点を探すかなぁ、という気がします・・。

いずれにしても、大家としての経営判断が求められますので、こういう可能性もある。と、頭の隅に置いておきたいものです。

これは余談ですが、「減額」でなく「打ち切り」であれば一発アウトの可能性大です。
何らかの事情やペナルティに当たるケースも多く、こうなると借り続けてもらうのは難しいかと思われます。
ただし、就職などポジティブな話ならそこまま入居続けられるケースも多いと聞きます。

まとめ

今回の、「扶助減額」からの「代理納付終了」と聞いたときは焦りましたが、結果として家賃変更なしで保証会社振込へ変更という形で落ち着きました。

大家としての経営判断としては特にドラマはなかったのですが、今回の件で色々と学びがありました。

・生活保護の代理納付は途中で変更されることがある
・扶助減額の理由は必ず確認する
・家賃との差額は入居者負担になるケースもある
・管理会社がいても最終判断は大家


通話を終えてみると、最初の緊張がウソのように気持ちは落ち着いていましたw
まずは焦らず、内容をしっかり確認することが大事だと思います。
自分にも言い聞かせていますがw

生活保護入居者ってどうなの?
という疑問を見かけますが、「住宅扶助上限を超過しない」「保証会社は必須」、などしっかりと準備し対策を講じれば、正直そこまでリスクは感じないかなとも思います。
もちろん、世帯数が増えれば話は変わってくるでしょうが・・。

むしろ、物件購入の際に元々そのつもりで計画を立てるという戦略もありだと思います。何だかんだ理屈を並べても家賃が低いは、一定の正義ですからね。
ikioとしては、今後も活動していく上で抑えておきたい要素だなと思いました。

ちなみにikioの物件ではこれ含めて生活保護入居者物件で数年運営してますが、大きなトラブルは今のところありません。

しかし、生活保護入居者の代理納付って途中変更あるあるなんでしょうかね?
皆さんの物件ではどうでしょうか。

今回は以上です。

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