こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。
突然ですが、みなさん親に会ってますか?
ikioの親たちは既に還暦を迎えており、会う度に「こんなに小さい背中だったか?」と少し寂しい気持ちになります。
年齢も年齢ですし終活の話もちらつきだし、相続関係の話も少しずつですが増えてきた印象です。実際に相続する年齢は50歳前後が多いと言われています。
自分にも関係するようになってきたからか、ふと他人様の相続額ってどんなもんだろと気になりました。
ちなみにikio家では少しの農地・実家(ともに農地転用不可)くらいしか財産ないよと親からは聞かされています。そういえば、資産運用始めたきっかけは相続ないならひと財産作ったろ!というところからのスタートでした。久しぶりに思い出しましたw
色々調べてみたところ、2020年に三菱UFJ信託銀行が行った「退職前後世代が経験した資産承継に関する実態調査(対象者:相続経験者50代・60代/各都道府県の家計資産額以上保有者/5,838名)」の資料が興味深かったです。
相続した財産額は平均○○○○万円
相続した財産額の平均値は3,273万円、中央値は1,600万円との事です。
平均値と中央値に大きな差がありますので、一部が平均を釣り上げている形になるでしょうか。
現預金は全国で大きくは変わらないでしょうから、この差の原因は不動産価格だと思われます。地方の郊外では100万円以下で売られている不動産もある事から、これは明らかに都市部と地方の格差ですね。
続いて、居住地別を見てみます。こうして一覧にしてみるとわかり易いですね。都市部における不動産の価値はやっぱ高いな~。
なお、都市部とは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、愛知県を指し、それ以外の都道府県が地方と定義されてました。
いやしかし、お金はあるところにはあるんですね・・。
相続した不動産の活用法
面白いのはここです。約7割の方は相続した不動産を自用として使うようです。
そのほとんどが区分マンションおよび一戸建てだと思いますが、それを前提にしても「売却」はわずか11.3%・・「賃貸活用」に至っては全体の3%程度しかおられないです!
という事は、まだ市場に出ていない不動産は「維持」の10%と合わせると80%以上にもなり、まだまだお宝物件が眠っている可能性を感じます。相続される物件を購入し賃貸業として、今から事業を始めるとしても十分成り立つ市場ではないでしょうか。
なお、別ページにまとめられている地方別で見ますと、北海道では「売却」が23.4%と平均を大きく上回っており、市場に活気がある・・とも言えますが、それだけ人気がないとも解釈できそうに感じます。
また、四国地方では19.2%、中国地方では16%が「(相続して活用せずに)維持」と相続しても持て余している様子が伺えます。
これらの地方では需要は度外視しても、安く仕入れられる可能性がありますね。考えるだけでワクワクしてきます。
まとめ
実際にikioが購入した物件も相続案件が多いです。相続したけど持て余している、生前贈与の為に資産整理をしている・・など理由や立場は違いますが、相続に関係していますね。
中古戸建を対象とした投資はピークを過ぎたというお話も聞きますが、データを見ている感じだと、むしろこれから市場が膨らんでいくのではないかなと思います。
一棟物は収益性が高く賃貸人気はありますが、戸建は安く買えるので場合によっては土地一体をまとめて購入できる可能性がありますし、実現できればかなり大きな利益を生む事もできるように思っています。戸建投資は夢がありますね!
人口減少で賃貸需要の数が減っているという条件もありますし、データの通り地方で相続した不動産の価値はそこまで高くない傾向があります。が、地方には地方での戦い方があるという事も事実だと、個人的には思います。
今回は以上です。
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