【農業投資】不動産投資家が考える2026年の農地活用

商品開発
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こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。

メインは不動産投資家ですが、相続農地を使って「農業 × 商品開発」に挑戦中です。
農地も立派な資産。不動産投資家として、“収益を生まない資産”を見ると改善したくなります。
相続農地を持て余している方の参考になれば幸いです。

この取り組みの始まりはこちらの記事から。
「農業はじめました」不動産投資の新しい挑戦

2025年冬季は新たな作付けせず、耕土・土地改良のみにしていました。
というのも、秋の収穫時に害虫被害が見えたためです(幸い作物に被害はなかったですが・・)

■冬季のスケジュール
11月:収穫後に天地返し
12月:寒起こし、圃場全体的に雑草刈して土に鋤き込む
1~2月:寒さと乾燥で幼虫減。必要なら春前に石灰+堆肥を入れる
3月:再び天地返し。緑肥の検討

上記スケジュール通りに防除対策を徹底していました。
この間に他にやることと言えば、4月以降に何を作付けするかの計画立てです。

作物の種類にバリエーションを

昨年2025年は、放棄地からの再生を始めた年でした。
初年度は土壌も酸性に寄っています(力が弱め)ので、それでも育つ強い作物としてサツマイモを育てました。

この年を通じて、土壌改良や耕土も行い多少は力を回復したはず。(まだヒメシバが優勢ですが)
更に、加工品にもバリエーションを持たせる意味でも「サツマイモ+〇〇」と種類を増やそうと考えました。

何種か検討したところ、商品化の声もいただいたので、落花生にすることにしました。




品種はナカテユタカ
・地域的(気温など環境)に育てやすい
・極端に早生でも晩生でもない

→なので、サツマイモと並走しやすい


兼業農家の一番の問題である、毎日圃場に出られない=育成の手間が少ないを考えるとサツマイモと同時に見れることはマストです。

■紅はるか(サツマイモ)
窒素が多すぎると「つるぼけ(葉ばかり茂り芋が大きくならない)」しやすいため、追肥は控えめが良い。

■ナカテユタカ(落花生)
根粒菌が窒素を固定するため、極端な多肥は不要。

■根の構造の違い
サツマイモは深く根を張り、落花生は比較的浅く根を張るため、土壌の異なる層の栄養を利用できます。もちろん畝は分けますが、両端は隣接するので大事な設計です。

■肥料設計
サツマイモに合わせて肥料を少なめに設計すると、落花生も肥料負けせず、良い落花生が取れる傾向がある・・とのこと。これは今年要検証です。

週末作業という限られた時間の中、このように共生相性が良かったのが決め手でした。
不動産脳としては、不動産と同じくほったらかしでも育つ(少しの手入れは必要ですが)というのが良いポイントです。

圃場設計

圃場の地積は300㎡以上あるのですが、ネパールの国旗のように「大まかに三角形、その中で段がある」という不整形の農場です。

2025年、まずはということで100㎡だけ耕作していましたが、2026年は範囲を広げます。




■紅はるか

2025年2026年
耕作範囲74.8㎡52.8㎡
作付け数200株150株
収穫量220kg(実績)150~160kg(予想)

■ナカテユタカ
耕作範囲:39.6㎡
作付け数:480粒(1か所に2粒)
収穫量:殻付き25~30kg


2025年の加工量から、紅はるかは作付け量を減らし、その分ナカテユタカを新規作付けします。

食品ですので、賞味期限があります。
作付け量の調整で、ひとつひとつの品質向上や余剰分の破棄を減らす調整を行う予定です。

まとめ

最後に加工により利益が出るかの概算もしておきます。

■利益について

紅はるか(収穫量150~160kg)

生芋と比較
生芋(JA出荷)
ジャム18~33%
ポタージュ28~43%
※利益率の幅は委託~直販

ナカテユタカ(収穫量25~30kg)

生豆と比較
生豆(JA出荷)
ジャム18~57%
※利益率の幅は委託~直販
※販売価格と原価は数パターン含む

不動産投資に例えるのであれば、「そのまま貸すか、リフォームして貸すか」と言い換えられます。
しかも、この場合は業者が入るわけではないので、DIYリフォームという感じですね。

なので、タイパ(時間対効果)も考慮する必要があるのですが、正直、農業は作業量の割に利益が伸びにくい構造です(単価が安い)。
これは細かく掘り下げると自分のモチベーションに関わりそうなので見てみぬふりをしますw

また、数字上は利益が出ているように見えますが、これは完売前提となります。
当然、売れ残れば損金発生になりますし、全ての作物を加工にするのは現実的ではありません。何より食べ物がもったいない。

また、直販と委託販売でかなり利益に差がでますので、販売方法として直販比率をあげられるよう動く必要もありそうです。

また、ナカテユタカに関しては、殻付き収穫予想なので、加工時(乾燥後)には総量50~60%(約14kg前後)になってしまいます。
使用できる量も少ないので、今年度はお試しになりますね。

ikioの場合は6次産業として色々と動いているのですが、労働の割に趣味の範囲を抜けられませんね。
一旦バリエーションを増やした後に、再度検討をする必要がありそうです・・。

現状は、労働時間まで含めると不動産投資ほどの収益性はありません。
ただ、青地(※)を“負債”ではなく“稼働資産”に変える意味では、大きな価値があると感じています。

※青地(あおち)とは、主に「農業振興地域内農用地区域内農地(農振農用地)」の通称で、農地転用が厳しく制限されている農地

今回は以上です。

ごほうびの芽→https://gohoubi.buyshop.jp/

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