【初心者向け】確定申告!仲介手数料の勘定科目

初心者のススメ
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こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。
2月~3月はバレンタイン・ホワイトデーと甘~い雰囲気で街が覆われる時期ですね。それと同時に例のあれの時期でもあります。そう、皆さんお馴染み確定申告です!
ikioにとっては2022年度分は初めての大家業の確定申告です。規模が小さいので税理士さんに頼まず、もちろん自分で行います。
わかっている方からすると簡単な事かもしれませんが、なんせ手探り状態なので、帳簿に向かい合うたびに仕訳おめぇ手強ぇなぁ!オラ、ワクワクすっぞ!」状態です。

何事もですが、時間があるからと後回しにしていると後々辛くなってきます。気力のあるうちにさっとやってしまいましょう!

仲介手数料とは

仲介業者も商売です。売主や買主とのやり取り、資料を揃えたりの営業活動、内見のために現地に行くなどの実務など、買主(売主)側からは見えない大変な思いをされています。仲介手数料とは、そんな彼らに支払われる成約報酬となります。

成約報酬なので、契約書を交わす段階までいかないとお支払する事はありません。例えば、買付証明書や手付金を出す段階ではまだ報酬は0円です。物件の決済日に一緒にお支払する事が多いのではないでしょうか。

仲介手数料って値引きできる?

仲介手数料は国土交通省の定めによって、物件の売買価格帯によって上限が決まってます。下限は特に定められていないです。
基本的にはその上限にてお見積りをいただく事になるでしょう。物件によっては数十万~数百万にもなります。
できるだけ費用抑えたい!値引きの交渉できないの?と調べてみましたが、結論から申し上げますと、できないとなります。

特に下限が定められないので下げようと思えば下げられます。その交渉も可能です。しかし先述の通り、仲介業者の苦労の末得られる報酬です。
売主でも買主でも変に心証を悪くしてしまうと、他の満額お支払いしてくれるお客さんの案件を優先されたりする事はあり得ます。
交渉自体は不可能ではないですが、既に慣例として満額が基本である以上、例外はないと考えるのが自然ですね。無理やり交渉したとしてもデメリットがメリットを上回る感じがします。

どうしても仲介手数料を払いたくない!抑えたい!という場合は、自身でSNSなどで売主を直で探すか、最初から手数料無料を明記している業者を当たると良いかもしれません。

仲介手数料の勘定科目

さて、本題です。
仲介手数料は仕訳の際にどういった勘定科目になるのでしょうか。

  • 支払手数料
    事務所を借りたり、売却をした際にはこちら
  • 土地、建物
    不動産を購入したらこちら

一つずつ見ていきましょう。
まず、あなたが売主。もしくは事務所を新設・移転する場合には仲介業者に支払う仲介手数料は「支払手数料」になります。
一方、不動産を購入した際に支払う仲介手数料は資産を得た際の取得原価に加える為、「土地」もしくは「建物」に加算します。区分マンションなどは購入金額から土地割合・建物割合を計算する必要があります。

なぜ分けるかというと、建物の減価償却のためです。毎年、減価償却費を計上する事で節税効果がありますので、必ず行いましょう!
ちなみに、土地は時間の経過や使用で消費しない=減価されないという理由で減価償却できません。

どちらでも違いはないように感じますが、減価償却は複数年に渡り経費として計上されます。この長期で利益を圧縮できることがポイントとなります。

恥ずかしながら、ikioは当初「支払手数料」として帳簿に付けてしまってましたので、年を明けてから慌てて付け直す作業に追われました。初心者あるあるでないでしょうか?…あるあるですよね!
もし不安であれば、最寄りの税務署に足を運ぶのも良いかと思います。めっちゃ懇切丁寧に教えていただけます。
どうかこの記事で勘定科目の付け間違いに気付く方がひとりでも増えますように…。

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