こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。
先日、みんな大好き「富裕層ピラミッド」の最新版が公開されておりました。
▶野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計
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一定の純金融資産で線を引き、区分けした図がピラミッド状なのでそう呼ばれています。三角なので当然ですが、上にいくほど金持ちで世帯数は少ないです。
おそらく、株式に触れた事のある人なら親の顔より見た事がありますよね!
2年ごとに更新されており、その推移もデータで見る事ができます。
分析はNRIや各専門家が行っておりまして、それによるとアッパーマス層→準富裕層、準富裕層→富裕層、富裕層→超富裕層へと全体的に株高でみんな富んでいるそうです。一部アッパーマス層→マス層への移行もあるようで、所謂貧富の格差が拡がっている状態という結果に。
みんなが金持ちってほんまかいな?と疑りたくなる話ですよね。ね?
不動産は?
しかしながら、このピラミッドはあくまで純金融資産でのお話です。NRIの定義する純金融資産とは、預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた「純金融資産保有額」との事。
ペーパーアセット+現預金だけを集計したものであって、不動産などの資産は含まれてません。これが不動産投資の中ではあまり話題になりにくい理由の一つだと思います。
だって、不動産にのめり込んで活躍するような人って積極的に借金を作りに向かって、ゴリゴリ預金額が削れていっている方ばかりですよ。
例えば、現預金4,000万円のアッパーマス層が1.2億円の物件を頭金で4,000万円、借入で8,000万円で購入した場合。
B/Sで見ると資産は1.2億円相当に増えているはずが、純金融資産はゼロとなり、マス層でも最底辺になってしまいます。これでは不動産界隈では人気の指標になりにくいですよね。
ikioも同様に、ペーパーアセットから不動産へ資産入替を行っておりますので、ピラミッド内では余裕のマス層ですし、なんなら借入の方が金融資産より多いので、マス層以下でランク外ですw
なのでこのピラミッドを不動産投資の目線で見てみると、富裕層や超富裕層は実態としてもっと多いはずでは?となりますし、ikioのような駆け出しの不動産投資家はみんな貧乏寄り(失礼)なはずで、これもピラミッドに実態が反映されていないのはと思います。
実際の富裕層は?
また、これは個人的な考えですが・・。
現時点で、預金で4,000万円あるAさんと、借入ゼロ+不動産評価で4,000万円の資産があるBさんを比べると、間違いなくBさんの方がお金持ちだと思ってます。
預金は使えば減りますが不動産は減りません。減らないどころかお金を生み出す可能性が高いです。資産が減りにくいという事はお金持ちを維持しやすいとも言えるからです。
また重要な事ですが、日本は今後も円安でインフレは続くと考えられます。そうなれば、円の価値は減っていきますから現時点の評価は同じでも来年再来年には円安の分評価が変わってくるでしょう。
この数年で円=1ドルは110円から150円になりました。単純に約28%も価値が減っているのです。一方不動産は一部の投機目的を抜きにしてもこの数年で価値は大きく変わってません。
数年銀行に預けているだけで実質貧困に向かっているなんて恐ろしい話です。
「お金を生み出す可能性がある資産」「減価しにくい資産」という側面だけでも、Bさんの方がお金持ちを維持しやすいのは間違いないと思ってます。
お金持ちを維持するのが目的ではないですが、物として子孫に受け継げますし、減りにくい分余裕は生まれやすいのでは、という考え方でした。これが真に富裕層なのかなと。
まとめ
とはいえ、このピラミッドはわかりやすい指標ですよね。
実際に数字として確認できますし、目標数字とするにはちょうど良いのかもしれません。どのみち不動産規模を増やすにもまずは現金必要ですし・・。
まずは500万円。頑張るのを最初の目標にしてステップアップが良いかもしれません。
▶自己資金ってどのくらいいるの?
不動産含む総資産が分かるのはB/Sしかないんでしょうかね~。と確定申告(2/17~3/17)の時期に思った事でした。
今回は以上です。
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