ゴミ出しについてあれこれ

初心者のススメ
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こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。

大家として意外と見落としがちなのが「ゴミ出し問題」。
しかし実は、入居者との信頼関係に直結する、地味だけど超重要な現場業務なのです。

例えば「指定日ではない日にゴミを出す → 近隣からのクレーム → 物件イメージの低下」といったトラブルは、ありがちなパターンですよね。

そこで今回は、入居が決まる前のゴミ問題あれこれをまとめました。
トラブルが起こる前に、きちんと対応しておくことが肝心です!

物件購入時:集積所と残置物の対処

物件購入時は、運用やリフォームプランに想いを馳せる、ある意味一番楽しい時間ですよね。

しかし、楽しんでばかりもいられない!ゴミ問題に関しても事前確認は不可欠です。

■集積所のチェック
場所の他、収集方法・時間・袋の種類(指定袋かどうか)をまず把握しておく必要があります。
意外に多いのが、「最寄り集積所は別の自治会管轄で入居者は利用不可」パターンです。この辺りは内見時や購入後に、隣家の方に聞けば意外とすぐ教えてもらえます。
そして、住民ルールに沿った案内を入居前に用意しておくとベストです。

■残置物
物件によっては残置物付き(現状有姿)で購入する機会もあると思います。処理方法は自力と業者で変わってきます。

・自力の場合
軽い棚や家電:粗大ごみ。市へ申込+シール貼りだしで回収してもらいます。(シール代300円~)

雑草や土:雑草は可燃ごみ。土は不用品回収業者。
庭のメンテナンスに掛かった費用

畳:産業廃棄物扱いになるケースあり。業者依頼が基本です。自己搬入するなら、一辺〇cm以内にカットなど自治体指定の条件もあります。

スプレー缶など:不燃ごみ。ガス抜きが必要です。

鉄類:粗大ごみ or 不燃ごみ。くず鉄業者で買い取りしてもらう事もできます。

リチウム電池・バッテリー類:自治体回収不可。電器店の回収BOXへ。

家電リサイクル対象品(冷蔵庫・テレビなど):自治体回収不可。家電量販店等の回収サービス利用が必要。

タイヤ・自動車部品・バッテリー:回収業者やガソリンスタンド。

カーペット・網戸:布類は可燃ごみ(指定袋サイズでOK)。

家具調度・インテリア系:大型家具は粗大ごみ。

時間はかかりますが、少しずづ運び出すなら一般ごみとして処分できるものがほとんどです。


・業者に依頼する場合
基本的にお任せでOK。貴金属やアルバムなどは回収前に知らせてくれます。
特に仏壇や危険液体、工具機械類など処分方法がよく分からないものもお願いできるので手間が省けます。

自力で対処する場合は、捨て方のルールが自治体によって少し異なります。
ikioの地域では、細かく分類しないといけない市もあれば、ざっくりOKの市もあるので、まずは役所に電話して確認しておきましょう。

DIYリフォーム時:廃材別の処理術

基本的に先述の残置物処理と同じです。
DIYならではのごみが出ますので、その捨て方をまとめます。

・畳、石膏ボード、石材など(産廃対象)
少量なら普通に粗大ごみ申込OKですが、リフォームで大量発生する場合は業者に依頼しないといけません。自治体チェックを要します。

・家庭ごみ扱いOKなもの
木材:30cm以下にカット+可燃ごみ。
ペンキ缶:中身を使い切り、新聞・布で吸わせて乾燥して不燃ごみ。
換気扇:羽根などプラスチックは可燃ごみ。モーター部分の金属は不燃ごみ。

・再利用
きれいな木材・家具・家電:メルカリやジモティで出せば、ゴミ処理費&手間の節約に!
古畳:堆肥材など素材リサイクル可能なケースもあります。

まとめ

ルールと案内の整備でトラブルを未然に防ぎ、満足度向上につなげる
処理方法の一覧化でコストと手間を最適化

ゴミ処理品目を網羅しておけば、買付時の指値にも説得力が生まれますし、処分費の予測も立てやすいです。
正直、地味な知識ですが、入居者や地域のコミュニティに長く信頼されるためには必須とも言えますよ!
現にikioはゴミ問題でのクレームは(今のところ)一度もないですね。

また繰り返しになりますが、自治体によって処分のルールは異なります。
物件購入時、または入居募集前には改めてルールを確認し、準備をしておけば手間もトラブルもぐっと減るはずです。

意外と見落とされがちな、入居前のゴミ問題をまとめました。

今回は以上です。

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