不動産投資が向かない人の5つの特徴

初心者のマインドセット
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こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。

不動産投資って、やっぱり難しいですか?上手くいくのは一部の人だけって聞くんですが・・」
こんなふうに聞かれることがよくあります。

たしかに、不動産投資は「やれば必ず儲かる」という甘い世界ではありません。物件選び、資金計画、外注による管理体制・・株式などの金融資産投資に比べると事業(起業)寄りで、自分で考え、動かす力が必要です。

その性質から、「自分に不動産投資は向いているのか?」と悩む人も多くいます。

以前に不動産投資に向いている人の記事を書きました。
不動産投資に向いてる?10の質問で適性診断
今回は、それとは逆に「不動産投資が向かない人」にフォーカスし、その特徴を5つまとめました。
あくまで個人体験ベースの事例になりますので、万人に当てはまるものではないことを予めご了承ください。

逆に言えば、これらを理解し、当てはまらないようにすれば、どんな方でもチャンスはあると思われます。

特徴①「完璧主義すぎる人」

30代のサラリーマンAさんは、自己資金もあり、属性も十分。なのに1年経っても物件を買えずにいました。
理由を聞いてみると「まだ自分には知識が足りない」「もっと条件のいい物件があるはず」と情報収集にこだわりすぎて、動けなかったことにあるようでした。
結果、良い物件を見つけても決断できず・・。当時より金利が上がり条件が厳しくなっていき、後から「買っておけばよかった」と後悔していました。

不動産投資には「動きながら学ぶ」要素が欠かせなく思います。市場は日々動いていますし、まず100点満点の物件は存在しません。
完璧を求めるあまり、どんどん他の投資家に先を越されていく。そんな状況に見えました。

一言アドバイス
「60点の物件でもまずは進めてみる」「買わないことは機会損失」という能動的な行動が必要です。
ikioも初期は付け焼刃の知識しかありませんでしたが、まずは物件を内見し、実物に触れる・現場の人間と話してみたことから、気持ちが大きく変わりました。

特徴②「すぐ人のせいにする人」

これは客付け業者から聞いた話。
築古戸建を購入したBさんは、リフォーム費用が予定よりかさんだことで「紹介してきた仲介が悪い」「業者がぼったくりだ」と思うような利回りが出ない怒りを客付け業者にぶつけてきたようです。
しかし、運用計画が甘かったのも、現地確認を怠って費用がかさんだのもBさん自身の落ち度ではないでしょうか。

冒頭で不動産投資は事業寄りというお話をしました。つまり、上手くいかないことがあっても、自己判断の結果であり、完全に自己責任です。
誰かに勧められて買ったとしても、外注の判断を任せたとしても、最終的な責任は自分にある。そこを理解しておく必要があります。

一言アドバイス
何事も体験であるという「学びの姿勢」を持つことが大事。
誰かのせいではなく「自分がどこを改善できるか」を考えることが、自身の成長に繋がり、同じ轍は踏まないようになるのかな、と。

特徴③「数字に弱く、向き合わない人」

Cさんは表面利回り20%の物件を「お得だ!」と即購入したそう。しかし、立地の悪さや地域の特徴を調べておらず、結果的に空室期間や修繕費、税金を加味すると、実質利回りは3%以下だったようです。
もちろん、家賃収入だけでは返済が回らないので、毎月赤字になる物件となってしまいました。

どんな事業でも基本になりますが、感覚やイメージではなく、「数字」に基づいて判断しなければ成り立ちません。
「この物件、いくらで貸せて、手元にどれだけ残るのか?」そこをちゃんと見られるかが勝負です。

一言アドバイス
最初は「数字が分からない・苦手」でも大丈夫。実際、ikioも数字や専門用語が得意ではありませんでした。
でも「毎回、簡単な収支表を作る」ことから始めたことで、徐々に慣れていきました。

特徴④「楽して稼げると思っている人」

仲介から聞いた話。
Dさんは「不労所得」を夢見て新築アパートに手を出しました。最初の数年は満室でしたが、その後空室が続き、利回りは大幅ダウン。
「ほったらかしでお金が入る」と思い込んでいたDさんは、入居付けにも修繕にも後手に回り、結局手放す羽目になったとのこと。
元々地主であったわけでもないようで、建物のグレードも正直微妙・・思うような価格で売れないようでした。(ikioも見送りました)

典型的な失敗例かと思います。
仕組みを作ってから、安定するまでしっかりと手をかける必要があるので、意外とやることが多い。新築は安定するまでの期間は短いとはいえ、それでもほったらかしは難しいのかな、と。

一言アドバイス
特に以下を意識するべきだと思います。
・初期は「自分の労働がセット」と割り切る
・外注化できる部分(管理会社・リフォーム業者)を常にアップデートしていく
・自分の労働は“どこに使うか”を判断する力も大事

特徴⑤「孤独にやろうとする人」

これはikioの話ですw
最初は周囲に相談せず、一人で物件探し・融資交渉・契約を進めました。結果、高値掴みで購入してしまい、あとで同条件の物件が1割安く出ていたことを知ってショックを受けました。

一人でやっていると、どうしても視野が狭くなりがちで、判断ミスにも気づきにくくなります。
実際に購入後や運営初めてから、「あれ?全然儲かってない?」という結果を知るはめになりました。

一言アドバイス
大家仲間をつくることも大切ですが、実は他にも相談できる人は周りにいます。

・仲介業者
一度取引を行うと、実はまだ査定前という物件紹介もありますので、一緒に感想を言い合いながら内見ができます。「ここを直せば強いよね」「これはそのままでもいけそう」など、仲良くなれば購入側の目線でダブルチェックができます。

・管理会社、客付け業者
こちらは入居者目線で物件を評価してくれます。購入前に前もって「こういう物件があるんだけど、入りそう?」など、ぶっちゃけトークできます。

・金融機関担当者
今のポートフォリオや借入状況から、持ち込んだ物件は取り扱えるか、真っすぐな答えをくれます。「うちだと、多分これくらいしか出ないですが、どうされます?」とざっくりとした回答が得られますので、運営判断しやすいです。

まとめ

不動産投資が「向いていない」とされる5つの特徴を書きました。

①完璧主義
②他責思考
③数字に弱い
④楽したい
⑤孤独


これらの特徴は当てはまる人も多いと思います。
しかし、大切なのは「自分はこのタイプだから無理だ」と諦めることではなく、「どう補っていくか」を考えることだと思います。

各項目に簡単なアドバイスを記載していますので、是非できるところから試してみて欲しいと思います。

今回は以上です。

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