【続】貯水タンクを清掃したい!

賃貸運用・自主管理
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こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。

昨年(2024年)に貯水タンクの清掃業者を探した記事を書きました。
貯水タンクを清掃したい!

そのときお願いしたのは、独立したばかりの新進気鋭の業者さん。
やる気もあって対応も良く、料金も手ごろだったので、「これからもよろしくお願いいたします~」と満足のお取引でした。

ikio
ikio

ご無沙汰しております。
今年も清掃お願いできますか?

業者
業者

・・・

LINEで連絡を送っていたのですが、丸一日経っても既読にならず。

ikio
ikio

あれ?既読つかないな。
忘れられたかな?

年に一度のやり取りだと、まぁそういうこともあるかも。
とりあえず、さらに一日置いてから電話してみました。

トゥルル・・トゥルル・・

数コールのあと、ようやく電話が繋がります。

ikio
ikio

あ、もしもし。
ご無沙汰しております、ikioです。

業者
業者

あぁ、どうも!昨年はお世話になりました。

ikio
ikio

お忙しいところすみません。
今年も清掃お願いしたいのですが、日程確認できますか?

業者
業者

あ~・・。
実はですね、再就職しまして、もう個人では受けられなくなっちゃったんです。

あれ?!この一年で何かあったようです。
まぁそこを深掘りしても仕方ないので、「わかりました、ご連絡ありがとうございました。」と電話を切り・・。はぁとため息が漏れてしまいます。

というわけで、また改めて業者探しをしなければならないようです。
気持ちを切り替えて、再スタートです!

貯水タンクのおさらい

■清掃対象は高架水槽
1階・2階は直結式給水(水道管から蛇口まで直接給水する給水方式)で、3~5階が屋上の高架水槽から給水しています。

高架水槽とは、屋上に設置する貯水タンクのこと。
昨年の確認で受水槽が見当たらなかったため、配管から直接タンクへ水を上げているんじゃないか?という結論になりました。
つまり、清掃が必要なのは高架水槽一か所のみ(本来は受水槽と高架水槽の二か所)

■タンクのサイズ
タンクの大きさによって清掃料金が変わります。
昨年測定したところ、約4.3立法メートル=4.3トンのタンクということが確認できています。

新しい業者と改めて視察

今回も、く○しのマーケットで業者を探します。作業内容と地域を入れるとズラッと業者が並びますので、物件近所の業者に依頼しました。

業者
業者

受水槽ないんですか?
なら、どうやって水の給水しているんでしょうか。

そう言いながらタンクの中を確認してもらうと・・。
「あっ!」という声が聞こえます。

業者
業者

タンクの中にボールタップがありました。

ボールタップ!
つまりトイレのタンクと同じで、水位が下がると浮き玉が下がって給水弁が開く仕組みです。

業者
業者

それと、このタンクには止水栓が付いてませんね。
清掃時に水を抜く必要があるんですが、止水栓がないと元栓を閉めるしかなくて、他の直結型の部屋にも影響あるかもしれません。

なるほど・・。
まぁ入居者には管理会社から断水の通知してもらうし、とりあえず今回は清掃だけお願いしました。

■費用
清掃+駐車場代で合わせて26,000円でした。
前回の業者と同じくらいの価格に合わせてもらいました。4~5トンタンクで3万円前後が相場ですから、少し安くしてもらっている感じです。
「これからも末永いお付き合いを!」ってやつですね。

清掃後に受けた提案

無事に作業完了の連絡をもらった際、いくつか提案をいただきました。

①止水栓の増設
今回は元栓を締めずに清掃したそうで、「ボールタップが下がらないように押さえながら」作業したとのこと。それは大変ですわな。
「ぜひ止水栓を増設してください!」と、逆にお願いされましたw
工事費用で仮に2万円掛かったとしても、断水による入居者補償(日割り家賃返金・飲料水配布など)が起きてしまうことを考えると十分費用対効果はあると思います。

②給水管の保護
タンク周りには複数の種類のパイプが通っており、太めの管は大丈夫そうですが、細い管は凍結の恐れがあるとのこと。雪はほぼ降らない地域ですが、屋上で風にさらされるとリスクはゼロではないそうです。
これは自分でも緩衝材を巻けば対処できそうです。

③メーターが宙づり
タンクから各部屋に続くパイプのメーターをまとめているボックスを確認したところ、メーターが宙づり状態になっているとの指摘がありました。



上の図のように、ゴム管で無理やりメータを繋いでいる状態でした。
普通なら赤い点線の位置に支えを付けるものですが、それがない。
メーターは金属の塊なので重さがありますし、ゴムも劣化します。現状でも少したわんでいるように見えます。つまり、いつか水漏れに繋がる爆弾です・・。

そのため、「この部分も改修した方がいいのでは」と提案を受けました。
概算では、部材費にもよりますが、一か所にだいたい2~3万円。二か所目以降は人件費を除いた費用感だそうです。


う~ん。
どれも今すぐどうこうという話ではないものの、放置は良くなさそうです。
今期はもう赤字(帳簿上の費用)はいらないので、来期にまわそうかな。見積りをもらって、順番に対応していく予定です。

まとめ

築古物件は何かひとつを点検したら、別の問題が見つかるもの。
それも含めて承知のうえで買ったので、もう慣れっこです。

急な業者変更で焦りましたが、結果としては良かったかなと思います。
「新たな目で見てもらうことで、見えるものがある」ということを実感しました。

今回は以上です。

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