そんな事ある?大家が経験した内見事件

賃貸運用・自主管理
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こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。

物件を購入したときや退去が発生したときに、「次の入居者を募集する」という実務で悩む場面はないでしょうか?

管理会社に客付けを任せるべきか。少しでも早く入居者を見つけたい、あるいは間口を広げたいという理由から、複数の仲介会社に一般募集をお願いするべきか。

当然ですが、募集の間口を広げれば、その分だけ内見の機会も増えます。
そして内見が増えれば、「まさか、こんなことする人がいるとは・・」という出来事に遭遇する可能性も高くなります。

今回は、ikioが大家として一般募集をしている中で経験した、特に強烈な「内見事件」を3つ紹介します。

事件① 新品に交換したばかりのトイレで・・

まずは、個人的にもかなり印象に残っている事件です。
※少し衛生的にセンシティブな話ですので、苦手な方は読み飛ばしてください。

・戸建
・購入後にトイレを新品に交換
・募集期間中は水道使用可

便器が古い型だったため新品に交換し、全体的に清潔感のあるトイレになりました。



定期的に物件を訪れては、消臭剤を置いたり封水を確認したりと、こまめに管理していました。

ところが、ある日、空気入れ替えのために一人で現地を訪れた際、事件は起きていたのです・・。

ikio
ikio

・・何か、くさい?

トイレに、不快な臭いがこもっています。

「え!?・・え?まさか?」
「いやいや、さすがに考えすぎだって」

「ないない、大丈夫大丈夫・・」
「小さい方だけのはず・・うん、気持ちを落ち着けよう」

臭いを感じた瞬間から、脳の回路がフル回転しますw

覚悟を決め、自分に言い訳しながら(?)便座を開いてみると、果たしてそこには「う〇こが鎮座」していました。予想通りかよ!

ikio
ikio

・・・。
(最悪や)

頭では状況を理解しつつも、ショックのあまりしばらく立ち尽くしてしまいましたw
しかも水道の元栓が閉められており、水も流れませんww

元栓を開けてしっかり流し切り、泣く泣く掃除と消臭作業を行った、ある夏の昼下がりの出来事でした。

この件で痛感したのは、「内見後には、必ずしも元の状態が保たれるとは限らない」ということです。
複数の仲介会社に一般募集を依頼している物件では、仲介会社間で物件情報や内見方法が共有され、不特定多数の業者が出入りすることがあります。
そのため、結局犯人を特定することはできませんでした・・。

もちろん、ほとんどの内見者はマナーを守って見学して帰られます。
だからこそ、こうした一部の想定外すぎる行動が強烈に印象に残ってしまいます。

事件② キーボックスの番号が変えられている

次に、「一体どういうこと?」と困惑した事件です。

一般募集している物件では、仲介会社がスムーズに内見できるよう、現地にキーボックスを設置して鍵を取り出せるようにしておくのが一般的です。
これ自体は大家や元付が毎回現地に立ち会わなくても誰でも内見できるため、非常に便利な仕組みです。

ある物件で、管理のために設置しているキーボックスを解除しようとしましたが・・開きません。

ikio
ikio

Take1:あれ、番号間違えたかな。
Take2:指かじかんでいるのかな。
Take3:疲れているのかな・・。

何度トライしても開錠されません。

ikio
ikio

なんでだよ?!
とりあえず番号ずらしながら試してみるしかない。

そう、この時に起きたのは、このキーボックスの暗証番号が勝手に変えられていたという事件です。
当然、こちらとしては番号を変更した覚えはありません。


「なぜ番号が変わっているのか?」
「誰が変更したのか?」
「そもそも、なぜ変更できたのか?」

さまざまな疑問が浮かびました。

被害に遭ったキーボックスはダイヤルで4桁の番号を合わせるタイプで、構造上、誤操作で番号がリセット・変更されるようなものではありませんでした。



①レバー固定ゴムを外し、②レバーを引きながら、③任意の番号を設定する、という手順を踏む必要があります。
この構造から考えても、故意に変更されたとしか考えられません。

では、なぜそのようなことをするのか?
・・正直なところ、真意は不明です。

推測できるとすれば、「自分以外の業者が物件に入れないようにすることで、確実に自社で成約(ADを獲得)させようとした」ということくらいです。
まぁ、あくまで推測の域を出ませんね。

幸いにも、この時は元の番号の近似値(4桁のうち1桁だけズレていた)で開錠できましたが、開錠できなければ破壊するしかない状況(※1)でした。

気味は悪いですが、犯人を特定するのは不可能です。
この時は元の番号に設定し直し、元付業者に「こうしたトラブルがあった」と情報共有したうえで、「今後同様のことがあればボックスを壊して構わない(※2)」と伝えて対応しました。

※1,2 自分所有のキーボックスなので過激対応ですが、通常であれば元付や大家に確認し、鍵の再手配が普通の流れだと思います。

キーボックスは「設置しておけば安心」というものではありません。
多少利便性は下がりますが、元付業者ごとに鍵を1本ずつ預けて自社保管してもらう方が確実に管理できます。

「誰がいつ内見したのか把握できない状態」は、トラブルが起きた際の原因究明を難しくするため非常に危険だと痛感しました。

事件③ 内見後、施錠されていない

3つ目は、大家としては笑えない実害の出る事件です。
内見後に窓や玄関ドアが施錠されていなかったというケースです。

基本的には案内した業者が開閉・施錠を行うルールですが、内見者が途中で窓を開けた場合、案内した業者が気づかず確認を怠ってしまうことがあります。

退室時に「鍵を閉める」「窓を確認する」という基本作業が抜け落ちると、無人の部屋が無防備な状態に晒されます。
特に空室期間が長くなっている物件では、単なる「閉め忘れ」では済まない大問題に発展します。

最も参ったのが、虫の大発生です。

事前にある業者から「内見に行く」と連絡を受けていたため、後ほど電話が鳴った際には「成約の交渉かな?」と期待しながら通話ボタンを押下しました。

業者
業者

ikioさん!
ヤバいです、む、虫が!

ikio
ikio

はぁ?虫?

予想外の第一声でした。
「空室に虫が入るくらい珍しくもないし、外に追い出せばいいじゃん。」と思いながら話を聞くと、想像を超える事態になっていました。

当時、一部地域でカメムシが大発生していたのですが、開け放たれていた窓(こういう時に限って網戸まで開いている)から、室内に大量侵入していたのです。
1匹2匹レベルではなく、数十匹が蠢いており、ドアを開けた瞬間に業者も内見者も凍りついたとのこと。

当然、成約に至るはずもなく、貴重な商機を逃してしまいました。


これ以外にも、玄関の閉め忘れや、窓の閉め忘れで室内に雨が吹き込んで床が痛んだケースなど、施錠忘れに関するトラブルも何度か経験しています。

やはり「最終的な確認は自分の目で行う」のが確実です。
空室物件には期間を空けすぎず、定期的に足を運ぶことを強くおすすめします。

まとめ

今回ご紹介した3つの事件。
・新品のトイレを使われる(しかも流さない・元栓を閉められる)
・キーボックスの番号を意図的に変更される
・内見後に施錠されず、虫や雨が侵入する

どれも「そんなことある?」と思えるような珍事ばかりです。

しかし、実際の賃貸経営では、こうした想定外のトラブルは意外と起こります。
不動産投資では利回り、融資条件、リフォーム費用、設定家賃などの「数字」に目が向きがちですが、実際に運用を始めると「人が出入りすることで生じるトラブル」を避けることはできません。

・定期的に空室状況を自分の目で確認する
・「まさかそんなことは起こらないだろう」という善意に依存しない


といった地道なリスク管理が重要になります。


この記事を通じて「そんなトラブルまで起きるのか」という事例を知っていただき、今後の防犯・管理の参考にしていただければ幸いです。
記事として昇華できたことで、これらの珍事も少しは供養できたかなと思いますw

数字では表せない問題が普通に起こると理解できたのか、これも含めて大家業なんだな、と最近は思っています。

皆さんも一般募集や内見で「こんな珍事件があった」という体験談があれば、ぜひSNSなどで教えてください!
「自分だけの珍事件」だと思っていたことが、実は大家界隈では「あるある」だったりするかもしれません。

今回は以上です。

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