こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。
内見とは内覧とも言います。物件購入前に、実際にその物件の見学に行く事を指します。
物件を見に行くといっても漫然と見て回るのではなく、購入後に何らかの修繕が必要か、リフォームなど改善をする際に必要な情報を集める事に徹します。
居住者がいる場合や仲介業者の都合もありますので、そう何度も内見できる機会があるわけではないからです。
その少ない機会に何を持って行って何を調べるのか。をまとめていきたいと思います。
内見7つ道具
- メジャー(5mくらい
サイズ測ります。めちゃ測ります。特に戸建ての場合は門柱、駐車スペースなど外構や接道の幅まで大活躍です。内装でも家具スペース測ったり、壁の高さ・幅など測ります。これはリフォームする際にどれだけ修繕費が掛かるか概算出すために必要だからです。
長さは5m~10m程度で良いと思います。ただし、洋裁用ではなく金属製のロックできるもの。100均のもので十分です。 - 筆記用具
書くまでもない気がしますが、メモ用紙やペン。これも必需品です。メジャーで測った内容や口頭でした質問をメモしたります。A4クリップボードもあると楽です。 - カメラ
コンデジがあるとベターです。スマホでも良いですが、(ikioの場合)他の写真と混ざってしまったりするので、後々の管理を考えると楽かと思います。高いものでなくとも良いですが、玩具みたいな値段のものは携帯性も画質も悪いので、有名メーカーのエントリーモデルくらいが無難です。 - ライト
建物の中は照明があっても薄暗く見えにくい場所が意外と多いです。特に収納の中や天井裏などの雨漏り確認などで活躍しますね。100均製品ではちょっと光量が足りないので微妙なので、少し良いものを持った方がいいと思います。4,000ルーメンあると安心です。ネット通販でも5,000円いかないくらいで買えるでしょう。アウトドア趣味のある方ならお持ちのもので良いかと。 - 水平器
戸建ての内見には必須です。特に築古物件はあちこちに歪みが出てきていますので、窓や床・扉あらゆる場所で置きまくります。自分の許容範囲内の歪みか大幅な修繕費がかかりそうかの判断材料となります。複数方向測れるものでも2,000円程度で買えます。片手で持てるくらいの小さめのものが持ち運びにストレスないです。 - スマホ
業者とのやり取り、現地までのナビ、周辺情報の検索など使いまくります。カメラやライトも代用できますが、ikioは分けて使っているので内見中はあんまり出す事はないです。 - 印鑑+買付証明書
その場で書くこともあります。購入するつもりがなくても大した荷物にならないですし、常に鞄に入れてます。 - スリッパ
だいたいは仲介業者の方で用意してくれてます。でも不特定多数が履いたものが気になる方や、ボロボロの床を歩く際に足元が不安な方は自分で用意した履物が良いかと思います。ボロ床の場合は踵まで固定できる上靴の方が便利です。
8つになっちゃいましたw
絞り切れなかったですが、どれも必要です。加えて言うならこれらを持ち運ぶ鞄ですが、両手フリーになるリュックタイプがベターです。まれに物を置くことを躊躇われる床もあるし、いちいち置いて持ってを繰り返すのもストレスですので…。
内見するのは何時がいい?
何時でも良いはずですが、基本的には仲介業者の営業時間内が良いかと思います。
電気が不通の場合もありますので、夕方~夜は暗すぎて細かな部分見れないです。
滞在時間はだいたい1時間くらいかかりますし、あまり夜遅くなるのも仲介業者に悪いです。
仲介業者と見ない箇所、周辺環境などはむしろ多めに日中・夜の2回は見ると安心できます。良く知っている場所ならともかく、特に夜間の環境チェックは結構大事なポイントかと。街頭がなく道が真っ暗だった!幹線道路が近いが夜になると集団でバイクが走っている!など実際に見ないと分からないことが沢山あるためです。
内見のポイント
目につく修繕ポイントがないかを確認します。
修繕必要=指値材料となり得るので、あるからと見送る必要はありません。
- シロアリの痕跡
蟻道(ぎどう)を探します。基本的に光の差し込まない湿った場所に作られます。床下に多いですが外壁にもあります。触ってみてすぐ崩れるほど柔らかければジグモの巣の可能性が高いです。 - 雨漏り
部屋、収納の天井にシミがあったら雨漏りの可能性があります。雨漏りしているという事は、屋根もしくは壁に穴が開いているという事です。天井裏を覗いてみてかび臭い、かびがあるなどであれば高額な修繕費がかかるかもしれません。 - 備え付け設備
エアコンはサイズや配管穴の位置、給湯器は型式や使用年月日など。プロパンガスの場合、新たに契約すると給湯器やエアコンを取り換えてくれる事もありますのでむしろお得です。
なんだか相場より安めの物件の場合、目に見えない瑕疵や何らかの売れない理由があるはずです。
そういった疑問は真っ直ぐ仲介業者に聞くのが一番だと思います。濁しながらでも答えてくれますので。
壁紙がボロボロ、床が穴開いている!程度であれば正直リフォームでどうとでもなります。家が歪んでいる、接道面にかなり段差がある!など構造上の部分は直るがかなりの出費も伴う場合、もあります。
修繕費用と見込み収入に折り合いがつくのであれば、買付に進みましょう!
その費用がどれだけ掛かるかの予想は経験を積まねばできません。とにかく時間の許す限り、物件を見まくるのが一番です。
準備する事も大事ですが、まずは手ぶらで本当に見学くらいの気持ちで見に行っても良いかと思います。仲介業者と縁はできますしね!
コメント