こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。
木造築古と切っては切り離せない定番(?)トラブルっていくつかありますよね。
・雨漏り、水の侵入
・傾き、構造の歪み
・シロアリ被害
今回はこのうち、シロアリ被害の防除を行い15万円の追加費用がかかってしまいました。
余談ですが、これら定番トラブル・・。
それぞれ独立しているわけではなく、連動しています。
雨漏りなどで木が腐ったり湿気が増えることで、シロアリが居ついてしまい、土台や柱を食われて傾きが起こる。実は結構連動していたります。
なので、仮にどれか一つでも心当たりがあれば楽観視せず、しっかりとした調査が必要です。
では、話を戻して事の経緯を見ていきましょう。
シロアリ被害に気付く
物件内見時に床が一部たわんでいるのを発見しました。
ただ、本当に一か所だけで「まぁ築年数が経っているし、根太が弱っているんだろう」くらいの楽観的な認識でいました。
実際に、売主の聞き取りでも「今までシロアリ被害はない」とされていたし、契約時の重要事項説明書にも「シロアリ被害:□有 ■無」と無しにチェックを確認してましたので、鵜呑みにしていました。
まぁ、結果的には噓をつかれていたかもしれません・・。
発覚したのは、物件引渡後。
内見時は動産があって隠れていた部分が、撤去されて露わになりました。

おおおいいいいぃ!
完全に食われとるやんけ!
蟻道の跡(土)も見られます。
指を差し込んでみると第二関節まで余裕で入り、木を触った感じスカスカです。
同行していた職人も「やられてますねw」と笑ってます。なにわろてんねん。

あれ?
もしかして、あのたわみも?

・・あ~。
これもそうですね。


一部剥がして確かめてみましたところ、完全にやられてます。
ただ、幸いに穴の周りに木くずやフンは見られず、生体もいませんでした。過去の被害だろうということで、これらの部分は通常の補修作業で対応しました。
シロアリ防除が必要だった件
無事に補修作業も終わり、募集も開始しました。
ikioも写真で補修完了は見ましたが、まだ最終現地確認していなかったので、見に行った時のことです。
2階のある部屋の隅に、何やら落ちているのを発見しました。
埃ではない、虫の羽っぽいような・・。
まさか・・。
死骸を発見!
形状からみるに、ヤマトシロアリのようでした。
ヤマトシロアリは、4~6月の雨上がりの温かい時期になると隙間から出てきて、巣立ちのために飛翔するそうです。
が、この部屋は窓も閉めてて外に出ることはできません。元々飛行能力の弱い虫なので、出ていけないと知るや羽だけを落とし、再度壁の中に引っ込むそう。
この一連の動きが行われた跡を発見したのでした。
現役ならこのまま放置はまずい!
ということで、急遽業者に連絡をし、来ていただきました。
シロアリ防除の費用
業者にさっそく見てもらい、見解を聞きました。
・ヤマトシロアリで間違いない
・羽が落ちていたのは、ikioさんの想像の通りです
・巾木付近を確認したところ、柔らかい部分はみあたらない
→巣が奥にあり、群飛のため外にでてきた
→なので、ここは経路として使われているので、遅効性のある薬剤で防除
・基本は1階の床下をメインにやります
→穴を塞いだ場所の壁(巾木)にも薬剤散布しましょう

巾木部分には穴を開けて、薬剤を穿孔注入します。
床下は現在アクセスできないので、収納の床に穴を開けて入るようにしますね。
これは思ったより大工事になりそうです。
多少の交渉も重ね最終的な見積は・・
・薬剤散布(オプティガードZT):99,000円
・穿孔注入作業:40,000円
・点検口開口:15,000円
・諸経費:5,000円
・調整費:▲9,000円
・保証10年。再発時には無料対応。
150,000円(税込)
一般的に20坪以下でこの内容だと15~20万円が相場でしょうから、比較的抑えられた方だと思います。
もっと軽度だと10万円以下もありますが、基本的にはそこそこ費用のかかる施工です。
今回、穿孔や点検港などオプション費用がかかっています。
使用した薬剤は即時性のものではなく、非忌避性・遅効性のもので、再度群飛のために巾木付近から出てくる際にシロアリの体に付着し、巣まで持ち帰らせ一網打尽にするもの。とのことでした。
ということは、もう一度羽は散らかるということね・・また掃除しないと。
売主は知っていたか?
さて、無事に工事は終わりました。
その際に、点検口を作って床下を覗いたわけですが、そこで新たな事実を知ることになりました。
収納の床を開口しました。
どうも、元からあった板の上からベニヤ板を重ね張りしているようです。ビスのみなので外すのは簡単でした。
そして、根太を確認したところ、シロアリにしっかりと食われていました!
このため、収納の床がたわむようになり、ベニヤ板で補強していたのでしょう。
写真手前にフローリングが見えているように、ここは洋室化されていますが、元は和室。
洋室化と収納の補強は同時にやったと考えるのが自然でしょう。
この物件は10数年前に売主が内装工事していたようですので、もしかしたら、その際にシロアリに気づいていた可能性があります。
・・あくまで可能性なので、ikioは人の善性を信じたいです。
工事後に被害があり、本当に知らなかったかもしれませんので。(※)
※契約不適合責任免責特約があったとしても”シロアリ被害を知っていた”場合は請求ができます。
別に今回かかった費用は売主に請求するつもりもありませんので、ここで記録を残して気持ちの整理といたしますw
まとめ
この物件は床下収納がなかったので、床下を確認できていませんでした。
これが後々に響いてきましたね・・。
「シロアリがいる」という前提で、改めて物件周りを観察すると、いくつか傾向があることに気づきました。
■シロアリ警戒チェックリスト
①床下を除いた際の湿気
②ボロボロの木部
③木くずやフン
④基礎部の蟻道
⑤裏手が小さい用水路になっている(水場・湿気)
⑥通気口がそれに近い
⑦裏手は土の部分があり、草も生えている(移動経路)
今までは、①~④でしかシロアリ確認できてませんでしたが、点検口がないからと切り捨てず、今後はもう少し周りも警戒するべきですね。
⑤~⑦のように周辺環境だけでも、可能性示唆する部分が結構ありました。
場合によっては▲10~20万円程度の指値材料にもなるかもしれませんので、今回の費用は将来の判断基準にしたいと思います。
今回の費用は防除にかかった費用で利回り1%相当に、痛手として学びになりました。この経験は今後活かしていきたいと思います。
今回は以上です。


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