【DIY】コンクリート塀を塗りなおすよ②

不動産賃貸業
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こんにちは。ikio(@ikio04731250)です。

続きです。
【DIY】コンクリート塀を塗りなおすよ①

まずは振り返りから。

作業工程(予定)

・門扉の撤去
・古い塗膜はがし
・モルタルで補修

・シーラー塗布
・塗装
 ←今回はここ

前回は、浮いてしまった古い塗膜を剥がし、モルタルで補修しました。
今回は、シーラーを塗り、いよいよペンキを塗っていきます!

シーラー塗装

シーラーとは、下地と塗料の密着を良くしたり、下地の吸い込みを抑えたり、補強する目的で使われる「下塗り用塗料」です。
今回は「アサヒペン」の塗料を使用するため、同じくアサヒペンのシーラーを選びました。メーカーを揃えるのが無難かなと思います。

さて、塗装に入る前に必要なことがあります。そう、塗装面積を決めなければいけません。
やること自体はシンプル。実際に採寸して、面積を出して、それを合計するだけです。



今回の門壁はまっすぐではなく、ところどころ曲がっておりました。
ちょっと計算が面倒になってきましたので、この画像をAIに投げ込んで「壁面の面積を算出してください」と頼んだところ、一瞬で計算してくれました!

その結果、今回の塗装面積は約6㎡!

モルタル面はシーラーをよく吸い込むので、今回は「強浸透性水性シーラー」を使用。容量は1L、3L、7L、14Lとあり、1Lが5~6㎡とのことだったので、ちょっとギリギリですが1Lを購入。



カ〇ピスみたいで美味しそうですねw
これを使い捨てのプラコップに小分けし、刷毛で塗っていきました。



古い塗装面はそうでもなかったのですが、モルタル部分はかなり吸い込んですぐに乾いていきました。容量がギリギリなので、重ね塗りはせず、せっせと塗り進めます。

節約しながら塗っているつもりでしたが、最後の方は満遍なく塗れず、ムラが出てしまったかも・・。
しまったかも・・と書くのは、シーラーが透明なので、白い面に塗っても塗れているかどうか見えにくいからですw 角度を変えながら、光の反射で塗れているか確認しつつ進めましたが、案の定、塗り残しが出ていたようで後の作業に影響が出ています(詳しくは後述)。

シーラー塗布後は、完全に乾くまで塗装はできません。
気温が25度前後だったため、表面乾燥までは約1時間くらいですが、中まで完全に乾くには12時間は見ておきたいところです。

というわけで、次の工程は別日に行いました。

塗装


いよいよペンキの塗装に入ります!

塗装面積は約6㎡。
1.6L(11~15㎡)の塗料を使用します。綺麗で平坦な塀ならこれで足りますが、古い塗膜は表面がボコボコしており、小さな穴もありました。念のため2度塗りを予定して、1.6×2缶で3.2Lを用意しました。

まずは塗装前に養生をします。
塀の下の地面やポストなどに塗料がつかないよう、マスキングしていきます。「マスカー」という、テープとビニールが一体になった商品が便利です!

養生が終わったら、塗料をよく攪拌(かくはん)してトレーに移します。トレーにはビニール袋を裏返してかぶせておくと、後片付けが楽になるのでおすすめですよ。

服装は汚れてもOKなものにして、マスク・手袋・できれば保護ゴーグルも装着しましょう。塗料が飛び散ることもありますし、気づかないうちに変なところにペンキが付いたりします。
今回は水性塗料だったので臭いは少なかったですが、油性塗料を使う場合はマスク必須ですね。

では、塗装開始です!
広い面はローラーで、狭い角などは刷毛を使って塗っていきます。

・・。

・・おお。

なにこれー!めっちゃ気持ちいい!!

古びた塀に新しい色が乗って生まれ変わっていく様子を見ていると、気分が高まりますw
今回は「ミルキーホワイト」で塗っているので、暗いグレーが明るくなっていく様子に、つい時間を忘れて没頭してしまいました。



ペンキはそこそこ粘度がありますが、垂れにくいよう以下に注意しました。
・塗料をローラーに取ったあとは、フチでしごいて余分を落とす。
・上から下へ、側面を順に塗っていく。
・天面は最後に仕上げとして塗る。

慎重に塗ったつもりでしたが、最終的に1.6L缶を2缶弱使いました。1缶で1度塗りはできましたが、結果的に2度塗りしたわけですね。
理由は以下の通り。
・モルタル(ダークグレー)の上に塗っても色が透けて見えた。
・シーラーにムラがあった部分の色ノリが悪かった。

1度目が終わったあと、2時間ほどインターバルを置き、ムラなく2度塗り完了。全面ムラなく綺麗に塗り上げられましたので、結果オーライです!

まとめ

仕上がりは、想像以上に良くできたと自負しています!
近くで見ると下地の凹凸は目立ちますが、パッと見の印象が大事。多少のDIY感は中古物件の賃貸ですし、許容範囲でしょう!

さて、最後にコストを振り返ます。

DIY総額は、約13,000円。
金ノコ弓+替刃・・・1,000円
モルタル・・・800円
(ひび割れ用のシール・・・1,000円)
シーラー・・・2,000円
塗料(3.2リットル)・・・7,200円
ヘラ・ローラーなど道具・・・1,000円(100均)

googleによると、ブロック塀の塗装の費用相場は、1㎡あたり3,000~5,000円との事なので、約5,000~17,000円ほど節約できた計算になりますね。

下地処理には手間がかかりましたが、「塗装だけ」で考えると、道具・シーラー・塗料(1缶)だと約6,600円まで節約ができるわけですね。
実際にやってみると本当に楽しいので、塗装はDIYでやることを強くおすすめします!

今回は以上です。

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